葵 玉梓

葵 玉梓

葵 玉梓- 登録商標 -

「葵 玉梓」は、徳川家の「葵」御紋をかたどった最中(もなか)でございます。餡も丹波大納言だけにこだわり、厳選された材料で仕上げました。

「玉梓」は、万葉集によれば「たより」「恋文」という意。
大切な方への「たより」のように、いただいた方がまた大切な方へ贈りたくなるような…、心通うものでありたいと名付けました。

どうぞご賞味くださいませ。

※「葵 玉梓」は、当店の登録商標でございます。

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登録商標

こだわり

餡は丹波大納言を使用

「丹波大納言(たんばだいなごん)」は、ふっくらとした大粒小豆です。そのなかでも、兵庫県丹波市氷上町産の春日大納言のみを使用しています。丹波大納言発祥の地・春日地方で作られている産地限定品です。
栽培に手間がかかり、大量生産に向いていないことから大変希少で、「幻の小豆」とも呼ばれています。

芝の名所でもある大本山増上寺の「葵」の御紋に相応しい小豆を考え、この素晴らしい小豆にたどりつきました。

当店では、丹波大納言を二度蜜づけし、延べ6時間程かけて、すべて人の手で煉りあげます。そのため、大粒の大納言があまり割れることもなく仕上げることができます。

粒も最大級であることから、つぶ餡がお好みの方には特におすすめしたい一品です。

餡は丹波大納言を使用
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三種類の小豆

写真を見てもお分かりいただける通り、小豆といっても品種によって大きさが異なります。また、風味などもそれぞれで、良さに違いがあります。

写真の左から、兵庫県丹波市氷上町産「丹波大納言(たんばだいなごん)」、北海道産「きたろまん」という品種の「風林火山・山(ふうりんかざん・やま)」、北海道産「えりも」という品種の「雅(みやび)」という小豆です。

ちなみに、「小豆」は一般的には「あずき」と呼ばれていますが、和菓子業界では「しょうず」と呼んでいます。

三種類の小豆
  • 左:丹波大納言
  • 中央:風林火山・山
  • 右:雅

それぞれの小豆について

■丹波大納言
当店では、「葵 玉梓」にのみ使用しております。ほかのどの小豆よりも大粒で、あっさりしている風味の中にも独特な深みのある品種です。その名のごとく、割れにくいことも特長のひとつ。少々、野暮なお話しになってしまいますが、同じ大納言でも北海道産のほぼ4倍の仕入れ値です。非常に希少で、熟したさやを手作業でひとさやずつ収穫するという丁寧な作業を必要とするため、生産者のご苦労が実った小豆でございます。

■風林火山・山
主にどら焼きの餡に使用しております。この小豆は、一般的な小豆よりもかなり大粒で、粒を生かした餡に適しています。どら焼きのほかには、「江の嶋」のつぶ餡や生菓子のつぶ餡にも使っております。

■雅
主にこし餡の商品に使用しております。風味良く炊いた後に濾して、小豆の中の餡粒子を用います。こし餡の小豆は、北海道産に限定しており、その時々に適したものを使っております。

地球環境や自然災害などの影響を受け、安定してより良い小豆を入手することが、難しくなってしまっています。
当店は、常に美味しい小豆を求め、定期的に生産者のもとへ足を運び、実際に豆の育ちを確認するなど独自の方法で、どの小豆も厳選して仕入れております。